ソフトテニスのダブルスのペアの決め方
前衛・後衛の分担を軸にペアを組み、人数が余る日は休憩と練習メニューで回します。
ソフトテニスのダブルスのペアの決め方を運営者向けに解説。前衛・後衛の組み方、固定ペアと日替わりペアの使い分け、人数が奇数の日やコート数に対して多い日のローテーション、練習試合の回し方、経験差への配慮まで整理します。
ソフトテニスのサークルや練習会は、ダブルスが中心です。ペアを決めるときに迷うのは、前衛・後衛の人数が合わない日と、コート数に対して人数が多い日です。この記事では、前衛・後衛の組み方、固定ペアと日替わりペアの使い分け、人数が余る日の回し方、練習試合の進め方、経験差への配慮を、運営の実務として順に整理します。
この記事の要点
- ペアは前衛1人と後衛1人を基本に組む
- 大会前は固定ペア、普段の練習は日替わりペアにする
- 1面に入れるのは4人。余る人には練習メニューを渡す
- 経験の長い人と短い人を同じペアにして差を埋める
ソフトテニスのダブルスのペアは前衛・後衛の組み合わせで決める
ソフトテニスのダブルスは、ネット近くでボレーやスマッシュを狙う前衛と、後ろでストロークを打ち合う後衛に役割を分けることが多い競技です。自分のポジションを決めている人も多くいます。
そのため、ペアは「前衛1人と後衛1人」を基本に組みます。まず参加者を前衛・後衛・どちらもできる人に分けると、組める数がすぐに分かります。
前衛・後衛の人数が合わない日の組み方の例(団体の方針に合わせて調整する)| その日の人数 | 組み方の例 | 気をつける点 |
|---|
| 前衛と後衛が同数 | 前衛1人と後衛1人でペアを作る | 同じペアが続かないよう相手を替える |
| 後衛が多い | 後衛どうしのペアを作り、2人とも後ろで打つ形にする | 本人に後衛どうしでよいかを先に聞く |
| 前衛が多い | どちらもできる人に後衛へ回ってもらう | 毎回同じ人に頼まず、交代で回す |
| どちらもできる人がいる | 足りない側へ入ってもらう | 慣れない側に入った回を記録しておく |
陣形には、前衛・後衛で組む形のほかに、2人とも後ろに下がる形や2人とも前に出る形もあります。公式戦の規則は、連盟の最新版で確認してください。
固定ペアと日替わりペアの使い分け
ペアを毎回同じにするか、日ごとに替えるかは、その日の目的で選びます。どちらか一方に決めるより、時期で切り替えるほうが不満が出にくくなります。
固定ペアと日替わりペアの違い| 方式 | 向く時期 | 良い点 | 気をつける点 |
|---|
| 固定ペア | 大会・試合の前 | 連携を練習でき、ペアの課題が見える | 片方が休むと、もう片方の相手がいなくなる |
| 日替わりペア | 普段の練習・新しい人が多い時期 | 多くの人と組め、顔見知りが増える | 連携の練習にはなりにくい |
| 前半固定・後半日替わり | 大会前でも参加者が多い日 | 連携の練習と交流を両方できる | 切り替える時刻を最初に伝える |
固定ペアの片方が休む日は、相方を日替わりの組に入れます。休む連絡を早めにもらえるよう、出欠の締切を決めておくと組み直しが楽になります。
人数が奇数・コート数に対して多い日のローテーション
ダブルスは1面に4人が入ります。面数×4人を超えた人は休憩になるので、1人が何試合できるかを先に計算して伝えます。
1人の試合数 = 使える時間 ÷ 1試合の時間 × 面数 × 4 ÷ 人数
1人の試合数の計算例(使える時間120分・1試合20分とした場合。説明用の例で、端数は切り捨て)| 人数 | 面数 | 休憩する人 | 1人の試合数 |
|---|
| 8人 | 2面 | 0人 | 6試合 |
| 9人 | 2面 | 1人 | 5試合 |
| 12人 | 2面 | 4人 | 4試合 |
| 12人 | 3面 | 0人 | 6試合 |
人数が奇数の日は、休憩を1人ずつ順番に回します。休む順番を最初に決めて掲示すると、同じ人が何度も休む偏りを防げます。
- 休憩する人には、審判や得点のコールを頼む
- 3人以上余るなら、空いた場所で乱打やボレーの練習を回す
- 1試合の時間が長い日は、ゲーム数を減らして入れ替えを増やす
練習試合の回し方:組み合わせから記録まで
1. 前衛・後衛と人数を確認する
集合時に、来た人のポジションと使える面数を確かめます。足りない側に入れる人も聞いておきます。
2. 試合の長さを決める
何ゲームで1試合にするかを、サークルで決めます。人数が多い日は短くして入れ替えを増やします。
3. 組み合わせを作って掲示する
回ごとのペア・相手・コートと、休憩する人を書いて、全員が見える場所に貼ります。
4. 結果と組んだ相手を記録する
誰と組んで誰と当たったかを残します。次回、同じ組み合わせが続くのを避ける材料になります。
経験差があるときのペアの組み方
始めたばかりの人と経験の長い人が混ざる日は、組み方で差を埋めます。経験の長い人だけでペアを作ると、試合の差が大きくなりがちです。
経験の長い人と短い人を組む
ペアの中で差を埋めます。経験者が声をかけながら試合を進められます。
慣れたポジションに入ってもらう
始めたばかりの人には、練習してきた側に入ってもらいます。慣れない側は練習の時間に回します。
組み方の理由を伝える
「今日は経験者と組む日です」と最初に伝えます。理由が分かると、組まれた側も納得しやすくなります。
遅れて来た人・早く帰る人がいる日の進め方
遅れて来る人と早く帰る人がいる日は、最初に到着と帰る時刻を聞きます。早く帰る人の後に遅れて来る人を入れると、ペアの数を保てます。
途中で人数が変わったら、まだ始まっていない回だけを組み直します。終わった回は取り戻さず、試合数の差は次回に調整すると伝えます。
よくある質問
ソフトテニスのペアは前衛と後衛で組むべきですか?
前衛1人と後衛1人で組むのが基本です。ポジションを決めている人が多いため、役割が重ならない組み方が試合を進めやすくします。人数が合わない日は、どちらもできる人に足りない側へ入ってもらいます。
人数が奇数のときはどうしますか?
休憩を1人ずつ順番に回します。休む順番を最初に決めて掲示すると、同じ人が何度も休む偏りを防げます。休憩する人には審判や得点のコールを頼むと、待ち時間が運営の手伝いになります。
固定ペアと日替わりペアはどちらがよいですか?
目的で使い分けます。大会や試合の前は連携を練習できる固定ペア、普段の練習や新しい人が多い時期は多くの人と組める日替わりペアが向きます。前半は固定、後半は日替わりという切り替えもできます。
練習試合は何ゲームで回せばよいですか?
サークルで決めて構いません。人数が多い日は短くして入れ替えを増やし、少ない日は長くします。使える時間と面数から1人の試合数を計算して決めます。公式戦のゲーム数は連盟の最新版を確認してください。
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