趣味が人生を豊かにする理由
仕事以外の居場所があることの効果と、「趣味がない」から抜け出すための具体的な始め方を解説します。
趣味が人生にもたらす効果と、大人になってからの趣味の見つけ方を解説。仕事以外の居場所を持つ意味、「趣味がない」と感じる人が最初の一歩を踏み出すための具体的な方法を紹介します。
「趣味は何ですか」と聞かれて答えに詰まる。決して珍しいことではありません。仕事と家庭で1日が埋まっていれば、趣味を持つ余白は自然には生まれないからです。この記事では、趣味が何をもたらすのかと、どう始めればいいのかの両方を扱います。
趣味がもたらす3つのもの
切り替えの手段
仕事の悩みから物理的に離れる時間ができます。没頭している間は考えずに済むことに価値があります。
別の自分の置き場所
仕事の評価がすべてになると、うまくいかない時期に逃げ場がなくなります。評価軸が複数あることが心の安定に繋がります。
利害のない人間関係
職場でも家族でもない関係は、しがらみがないぶん気楽に続きます。
重要なのは「上達すること」ではありません。下手なままでも続けられることこそ、趣味が趣味である理由です。
なぜ大人になると趣味を始めにくいのか
- 時間がないと感じている(実際には細切れの時間はあることが多い)
- 始めるなら本格的にやらなければ、と考えてしまう
- 初心者として下手な姿を見せることへの抵抗
- 一緒にやる相手がいない・どこでやれるか分からない
特に3つ目と4つ目が大きな壁です。子どもの頃と違い、大人には初心者でいられる場が自然には用意されていません。だからこそ、初心者を前提に受け入れてくれる場を意識的に探す必要があります。
「趣味がない」から抜け出す3ステップ
1. 「好き」ではなく「嫌でない」から選ぶ
情熱が持てるものを探そうとすると動けなくなります。やってもいいと思える程度で十分です。体を動かすのが嫌でないなら運動系、静かに集中したいなら文化系、と大きく絞るだけで構いません。
2. 単発で試せる場を1つ選ぶ
入会や道具の購入が前提の場は避け、1回だけ試せる活動から入ります。合わなければ次を試せばよいだけです。
3. 3回続けてから判断する
初回は緊張で楽しめないのが普通です。合うかどうかの判断は3回目以降にすると、初回の印象だけで諦めずに済みます。
CREXIS では単発参加できる活動を種目やエリアから探せます。まず1回試して、合えば続ける。その順番のほうが、大人の趣味は始めやすくなります。
「時間がない」を分解する
趣味を始められない理由の筆頭は時間ですが、実際に足りていないのは総量ではなくまとまった時間の予測可能性であることが多くあります。
「毎週土曜の午前が空いている」と分かっていれば予定は入れられます。一方、いつ空くか分からない状態では、たとえ週に数時間の余裕があっても何も始められません。だからこそ、日程が固定された定期活動は大人にとって相性が良い選択肢です。
頻度を下げる
毎週である必要はありません。月1回でも、続けば趣味として成立します。
固定枠にする
「第2土曜」のような規則性があると、他の予定を避けて確保しやすくなります。
準備を減らす
道具の持ち運びや移動が負担だと続きません。近くて手ぶらで行ける活動から選びます。
続かなかった経験がある人ほど「自分は飽きっぽい」と考えがちですが、多くの場合は負担の大きい形で始めてしまっただけです。頻度と準備を下げれば結果は変わります。
一人で完結する趣味と、人と関わる趣味
趣味には一人で完結するものと、人と関わるものがあります。どちらが優れているわけではありませんが、得られるものが違います。
| 一人で完結する趣味 | 人と関わる趣味 |
|---|
| 始めやすさ | 高い(自分の都合だけで動ける) | 低い(場を探す一手間がある) |
| 続けやすさ | 忙しいと途切れやすい | 予定が入るため続きやすい |
| 得られるもの | 没頭・技術の向上 | 没頭に加えて人との繋がり |
| 向いている時期 | まとまった時間が取れる時期 | 生活が単調に感じている時期 |
仕事以外の居場所が欲しいと感じているなら、人と関わる趣味のほうが目的に合います。一方で、静かに一人になる時間が足りていないなら、無理に集まる必要はありません。今の自分に足りないものから選ぶのが、続く趣味の選び方です。
よくある質問
大人になってから趣味を見つけるにはどうすればいいですか?
「好きなこと」を探そうとすると動けなくなるため、「やってもいいと思えること」から選ぶのが現実的です。そのうえで入会や道具購入が不要な、1回だけ試せる活動から始めると失敗が怖くありません。合うかどうかの判断は3回目以降にするのがおすすめです。
運動が苦手でも参加できる趣味はありますか?
あります。ボードゲームや写真などの文化系のほか、スポーツでもモルックやスポーツチャンバラのように体力差が影響しにくい種目があります。初心者歓迎を明示している活動を選ぶとより安心です。
一人で参加しても大丈夫ですか?
サークルへの参加者は一人で来る方が多数です。むしろ初参加者が定期的に来る場のほうが受け入れに慣れており、声をかけてもらいやすい傾向があります。
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